私はフルタイム共働きの両親に育ててもらい、自身もフルタイムの共働きで2023年現在5歳の息子を育てていることから共働きが大好き+共働きがいいと心から思っています。またより多くの人に共働きの魅力を知って欲しいと思っています。
子育てに悩みはつきものだと思いますが、共働きをしていることで本当に良かったと思えるのは、より子どもの気持ちを理解し、自身の経験から多くの選択肢の中からアドバイスすることができると思うことが多々あるからです。
というのも共働きは・・・
目次
共働きをすることで家事が減るわけではない
言わずもがなですが、共働きをすれば家事や育児が減るわけではありません。
主婦(主夫)をしている家庭と同じ家事をこなしつつ、働くのです。言ってみれば家事(1)と就労(1)を分けている家庭を"2"とすると、家事(1)とフルタイムであればそれぞれの就労(2)を合わせた"3"をこなしているのです。もちろん毎日大変です。慣れは必要ですが、誰でもやればできると思っています。そして経済的に1人よりも得られる額が多いのも1つの利点ですが次に挙げるようなメリットも享受できます。
共働きをすることで夫婦の絆がより強くなる
共働きをするということは、家事も分担するということです。働き方に違いがある場合には半分半分・・・というわけではないかもしれませんが、1人で全部こなしているすごい方もいるとは思いますが、私には無理です。よって夫と協力して毎日こなしています。
誰がいつ何をやるのか、いつまでにやらなければならないか等・・・子育てと毎日同時進行で進めていく必要があります。協力体制ができていないとすぐに崩壊します。反対に言ってみれば、お互いがお互いを必要とし、回しているのです。(男性に家事をお願いするとき、やってもらった時には大袈裟なぐらい褒めて+お礼してみてください。その後の自分が楽になります笑)
家事を分担することでよりコミュニケーションを取るようになるし、家事をやってくれることに感謝の気持ちが生まれます。分担性の夫婦よりも、夫婦の絆はより強くなります。
共働きをすることでより社会と繋がっている
共働きをするということは、それぞれが家庭の他に社会と関わる場所があります。社会と繋がっていると明白に感じられる場所があることは自分の存在意義を感じることにもなり、自己肯定感を高めることにもなります。また給料という対価をもらうことは、社会・人のためになっているというとても分かりやすい仕組みかと思います。ボランティアでもアルバイトでもどんな形でもいいので、”家庭”とは違う自分の居場所を作ってみて欲しいなと思います。働くことを通じてたくさん見えてくるものもありますし、関わる人が増えれば増えるほど多種多様な考え方・価値観を知ることができると思います。
さあ、ここからが今日の本題ですが・・・
共働きをすることで様々な場面に遭遇する=多くの経験をする
社会に出て働いていると様々な場面に遭遇します。無理難題を言われることもあれば、職場で嫌な気持ちになることもあるでしょう。反対に自分の行いが感謝されることもあるし、自分が関わった仕事が世の中で知られてより便利な世の中に貢献していると感じられることもあると思います。どんな小さなことでも「百聞は一見に如かず」ではないですが経験者に勝るものはないと思うのです。こんなこと?と思うことでさえ、経験すればその時の気持ちが分かりますよね。
伝えたいのは、子どもが悩みを抱えた時自分も同じ経験をしていれば環境が全く一緒でなくても分かり合える部分が多いということです。悩みがあった時、全く経験したことない人よりも、経験して乗り越えた人がいたら後者に相談したいと思いますよね?子どもだって同じです。
例えば中学受験を経験した親なら将来子どもににその時の苦労やアドバイスを伝えられると思うし、他には一般的にはいいイメージのある帰国子女も実は日本語を覚えるのが、英語を覚えるのと同じように大変であるので実はいいところばっかりじゃないとか・・・多くを経験すればするほどより広い視野で物事を見ることができると思うのです。よって共働きすることも1つの大きな経験です。冒頭に書いたように共働きしたからと言って家事が減るわけではないですから。
子どもだけのためではないですが、共働きをすることは簡単に様々な場面に遭遇することができる機会でもあると思うのです。自分の人生をより豊かにするためにも多くの経験をして、その中からより好きなものを選ぶ人生を歩んではどうかなと日々感じています。
共働きをすることで自分で変えられない環境の中に身を置くことができる
働くことは常に楽しいことばかりではなく、ストレスを感じる場面も多々あります。言ってみれば、上司も職場の同僚も、会社の方針もお客様からの依頼も・・・ほぼ全てが自分では変えられない環境の中にいます。
対して主婦に焦点を当てると、一緒にいる家族は自分が選んだ家族だし、家事の内容はやりたいことばかりでないにしても、やり方もやる時間もある程度自由が与えられているといえます。関わりたくない人がいても、自分の生活を脅かすほど深く関わる必要がある人は限られるのではないでしょうか?いい意味で、自分で変えられない環境の中に身を置いていないと言えると思います。
だからこそ、どうしてもストレス耐性は弱くなるし、対処法も実践的なものは浮かばなくなるのではないでしょうか?主婦の方を責めているわけではなく、そういう環境なのだからそうなって自然だと思うのです。でも共働きをしていると、逃げたいことばかりでも立ち向かっていかなくてはいけない場面もあります。そんな場面に遭遇した時、自分はどう考え、どう行動に移したのか。子どもにアドバイスできることはないですか?きっとたくさんありますよね。
自分で変えられない環境に身を置くことは辛いこともあるかもしれないけれど、必ず成長するきっかけをくれます。だからこそ辛い場面でもより器の大きな人になれるチャンスだと思って、またこの経験が子どもの為になることを考えてあえて果敢に挑戦してみてください!きっと後で振り返った時によかったと思えることがたくさ〜んありますよ!!
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