これから毎月読んだ本の中でおすすめしたい、読んで良かったと思う本について感想やなぜおすすめしたいかをお伝えしようと思います。
今月は 朝時間が自分に革命をおこす「人生を変えるモーニングメソッド」ハル・エルロッドさんという方が書かれた本です。
原題は"The Miracle Morning" 20ヶ国語に訳されベストセラーの本です。知っている方も多いかもしれませんが、私はつい今週知り、すぐ読みたくて電子書籍で買いました。
目次
読んだ感想(あらすじを若干含みます。あらすじを知りたくない方はこちらは飛ばしてください)
20代の時、著者が飲酒運転のトラックと衝突する交通事故に遭い今後歩けなくなるかもしれないと医者に言われるほどの重傷を負います。それでも著者は諦めるのではなく、自分に起こった事全ては自分に意味があると信じ、著者の考えた6つのモーニングメソッド(朝行う6つのこと)で復活を遂げます。モーニングメソッドをしながら、辛いリハビリをして以前勤めていた会社に復帰。それだけでも十分凄いはずなのに、復活するだけでなく、彼は会社の歴史に残る売り上げを達成し、独立します。しかしリーマンショックの影響で日本円にして5000万円ほど負債を抱えます。彼は交通事故の後よりも精神的に追い詰められたリーマンショック後の方が悲惨だったと言っています。しかしこちらも自身が考案したモーニングメソッドと持ち前の行動力で負債を返済するだけでなく、モーニングメソッドの効果が多くの人に伝わって人生が変わったという体験をした人が多数いる事を知り、さらに多くの人に人生を自分が望む方向に進む事を願い本を出版し、さらに飛躍します。
彼が考案したモーニングメソッドと呼ばれる6つの事、いわゆる早起きの重要性・朝の時間の使い方で人生が好転する事を著者自身の発見を元に書き綴った本になります。
おすすめしたい理由
彼が考案したモーニングメソッドと呼ばれる6つの事をすると、朝の時間の使い方が変わります。
6つのモーニングメソッドとは下記の6つを10分ずつ計1時間かけてやるというもの。
- 瞑想 → 心を落ち着かせることができる
- アファメーション → どんな自分になりたいのか、心から信じて復唱する(自分に言い聞かせる)
- イメージング → なりたい自分になった時の姿を詳細まで描く
- エクササイズ → 体を動かして健康維持!
- 読書 → 知識を得るため、読書の時間を持つ。たった10分でも1年に換算したら本20冊ほど読める計算になるらしい。
- 日記(ライティング) → 自分の気持ち、思っている事を書く(言語化する)ことで考え方が洗練される
朝の時間の使い方が変わる事で
- 人生が好転します
- 自分がやりたい事が何か分かるようになります
- 自信がつきます
- 行動しないことがいかに自分の人生・時間を棒に振っているかを強く感じます
その他に、習慣にするには30日続けると良い理由、どうしたら30日続けられて新しい習慣になるのか、10日まで、20日まで、30日までと区切ってその時の気持ちを描写しています。新しい習慣を作り出す際にどう行動したら良いのか、気持ちの変化が書かれていることで自分も続けたら本に書いてある通りの気持ちになりそうだなと思うと同時に、続けられるかも、やってみたい!という気持ちにもなりました。
私自身は長年早起きをしたいと思いつつ、早起きに関する本をたくさん読みましたが、なかなか続いていないのが現状です。
本の中にあるように、早起きをしないのは自分自身の判断。目覚ましのスヌーズを止めて二度寝することは、自分が望む人生を送らなくても良い!と思っていることだと同じ。と書かれている箇所があります。もう、ギクッとしました。言っていることは至極真っ当なのに、どうしても眠たい自分が、あと5分だけ・・・とスヌーズを止めて二度寝を許してしまう。そして早起き(自分がやりたいと思っていること)が続かないという現状になっているのだと改めて感じました。
まとめ
下記のどれかに当てはまる方が読むとオススメの本です!
- そもそも早起きをするのはなぜ大事だと言われているのか。
- 早起きしたら何をしたら良いのか?モーニングメソッドって何?
- 早起き・モーニングメソッドを続けたらどんな未来にたどり着けるのか。
著者を含め多くの人が朝の時間の使い方で人生が変わったと書いてあります。
今の人生に大満足なら今までの習慣を変える必要はありませんが、少しでもなりたい未来があるのなら試してみる価値はあるのでは?と思いました。